荒谷竜太の雑学トリビアブログ

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荒谷竜太 虎の巻の意味とは?

荒谷竜太です!

本日の気になる雑学は虎の巻の意味についてです。

言葉自体は知っているけど何で動物の虎なのか知っている方はあまりいないと思います。

 

虎の巻の意味とは

虎

今までに虎の巻という言葉を使ったことありますか?
ではその虎の巻は一体どのような意味を持っているのでしょうか。

虎の巻とは

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虎の巻とは簡便な学習参考書のこと。

虎の巻とは秘訣などが記された書または簡単で便利な学習参考書のことを言います。
秘伝書と呼ばれている書物も虎の巻と同じ意味を持っています。

虎の巻は兵法書

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虎の巻は中国の兵法書六韜(りくとう)」から由来。

古代中国の兵法書の「六韜」は「文韜(ぶんとう)の巻」「武韜(ぶとう)の巻」「竜韜(りゅうとう)の巻」
「虎韜(ことう)の巻」「豹韜(ひょうとう)の巻」「犬韜(けんとう)の巻」の全6巻からなります。

その6巻の中の1つ「虎韜の巻」から虎の巻が来ているのです。

虎韜の巻から虎の巻へ

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虎韜の巻は戦い分野の秘伝書という意味を持つ。

虎韜の巻には平野部における戦いの際の戦略・戦術・武器の使用方法などが記載されています。
その虎韜の巻から出た「虎の巻」という言葉は元々、兵法の秘伝書という意味で使われていたことが転じて
教科書を解説した学習参考書の意味を持つようになりました。

以上、虎の巻の話でした。

荒谷竜太でした。